「自分のイラストを覚えてもらえるこだわりのグッズを作りたい!!」 カワイイだけじゃつまらない!アクリルってこんな表現もできちゃうの?! 『NEO POP GIRLS アクリルキーホルダー』ができるまで
こんにちは!広報担当のれむちゃんだよ☆
今回はコラボ企画についてお話しちゃいます☆
イラストレーターの『絵馬(emma)さん』とコラボグッズを制作
トキメキいっぱいのネオポップなイラストを描かれるイラストレーターの絵馬さんと、
コラボグッズを制作させていただきました〜!
絵馬さんと初コラボ☆ワクワクするね☆
『NEO POP GIRLS』のグッズをつくりたい!
『NEO POP GIRLS』は、どこか懐かしいけど、新しい。ネオンのようにキラキラ輝く女の子。
今後色々なところで展開予定とのことで、新しくグッズを作りたいというご相談をいただきました。
過去にもグッズ作ったことあるんですが、もう少しターゲットも意識しつつ、自分のイラストを覚えてもらえるようなグッズを作りたいなと思ってるんです…
じゃあ私と一緒につくってみませんか?
グッズができるまでの流れをご紹介
制作工程は下図の流れで進行しました。
初回ヒアリングから納品まで、約2ヶ月半程度かかりました。
絵馬さんは関西で私は関東住みのため、zoomを使ってオンライン上で完結しましたよ♪
ではでは、順に見ていきましょう〜!
ステップ① 初回ヒアリング
最初のお打ち合わせでは、絵馬さんご自身のイラストに対する想いや、
どんなグッズを作ってみたいのかなどのご要望を、ざっくばらんに聞かせていただきました。
イラストレーターの方はご自身のイラストに対してとても熱い想いを抱かれていると思いますので、
まずは、こんなことしてみたい!という夢を、グッズデザイナーの私にお話しください。
あなたの想いを聞かせてください☆
その想いを共有しながら、一緒にグッズを作っていくというスタンスでサポートさせていただいておりますので、
グッズの知識がないから話ができない…なんて思わず、逆にグッズのことは何でも質問してください!
ご要望をお聞きした上で、現実的な話をこちらから返していくので、
ご希望の予算や納期の中で、できる・できないを相談しながら進めていきましょう♪
私と一緒に二人三脚でグッズを作りましょ☆
ステップ② アイテムご提案
ヒアリングした内容を元に、絵馬さんのイラストが映えそうなトキメキ要素の高いグッズをチョイスしてみました。
グッズをご提案する際は、グッズのラフイメージを作成したり、参考画像を載せたご提案書を作成しています。
・アクリル系
・日常使い系
・オーロラやキラキラ素材
・ギミック系
…などなど、15アイテムほどピックアップしてご提案させていただきました。
絵馬さんのことを思って選んだよ☆
ステップ③ 方向性の擦り合わせ
先程の提案書を元に、絵馬さんと再度ディスカッションをして、
クリエイター祭りでも実績のあるアクリルキーホルダーを作ることに決まりました!
魅惑のアイテム、アクリルの世界
クリエイター祭りの特典グッズでも制作したアクリルキーホルダーは、
1個から作成できて納期も早く、出来上がった見栄えも良いので、人気と需要のあるグッズです!
アクリル素材の透明感を活かした表現ができるので、
デザインによって見せ方を変えることができるのも魅力のひとつですね♪
今回もたくさんのこだわりポイントを盛り込んでデザインさせていただきました!
アクリル大好きなLEMです☆
ステップ④ ラフデザインご提案
絵馬さんからアメリカンダイナー のウェイトレスをイメージされたキャラクターイラストのラフをいただきました。
ラフなのにすでにめちゃかわでテンション上がります☆
背景にはレトロポップなメンフィス柄を使いたいとのご要望もいただいたので、
一度グッズに落とし込んだラフデザインを作成してみました。
【DesignA】ダイナーの看板をイメージしたフレームと、瓶の王冠のようなアメリカンなチャームをつけた案
【DesignB】お菓子のパッケージもかわいいよねという話が出ていたので、キャンディのパッケージ風にした案
ステップ⑤ 方向性の擦り合わせ
こちらのラフデザインを元にさらにディスカッションを重ね、
【DesignA】の看板の方向性で進めることになりました!
綿密に擦り合わせを重ねていくよ☆
ステップ⑥ デザイン制作・入稿
打ち合わせの際に、キャラクターイラストを変更することになりました。
ネオポップ感マシマシでめちゃかわ☆
こちらのキャラクターに合わせて、さらに作り込んだデザインを作成していきます。
NEO POP GIRLSたちはダイナーの看板娘なので、ウェルカムというネオンボードもデザインに入れてみました。
カラフルなミニチャームは、背景にも描かれていたイナズマをモチーフに☆
こちらをお見せしたところ、デザインは気に入っていただけたのですが、
キャラクターをもう少し引きにして、衣装やポーズが見えるようにして欲しいとご要望をいただいたので、
さらに調整していきます。
本番の素材データもいただいたので、細部をブラッシュアップしていよいよデザイン完成となります!
どんなデザインが完成したのかなっ☆
デザインが完成!
キャラクターをウエストアップにしたことによって、衣装と背景がしっかり見えるようになりました。
裏面には絵馬さんのクレジットも入れさせていただいたのですが、やはり公式グッズ感が増しますね…!
カラフルポップに仕上がりました☆
5種類展開しました!
全種並べるとカラフルでテンション上がりますね!背景・チャーム・金具の色は連動させて、統一感を出しました。
実は背景が透けているのですが、こちらについては後ほど詳しくご紹介します♪
グッズデザイナーのこだわりが詰まってるのです☆
台紙もデザインしました!
ネオポップな絵馬さんのオリジナルロゴも可愛いですね!
キーホルダーの背景が透けているので、全面に柄を入れてしまうと見えづらくなってしまいます。
なので、スポットライトが当たったようにあえて白く抜けた部分をつくりました。
絵馬さんもとても気に入ってくれました☆
ステップ⑦ 納品
待ちに待った実物が手元に届きました〜!(祝)
台紙のスポットライトもうまく機能していて、ネオポップ感満載のトキメキグッズが完成しました!
ひかえ目に言ってもめちゃかわじゃないですか…?笑
絵馬さんのイラストとアクリルの相性良すぎ☆
グッズデザイナーのこだわりポイントをご紹介
ポイントその① グロス盛り
グロス盛りとは、光沢のあるグロスを盛ることで高低差が出て、質感をプラスする特殊加工のことです。
下図の左側がカラー版下で、右側がグロス版下となります。
ネオン管や電飾部分をより際立たせるために、右側の黒い部分にグロス盛りを施しました。
立体感が出て、狙い通りの表現ができました!
よりネオンらしさが出たね☆
ポイントその② 透明と不透明の使い分け
アクリルは透明な素材なので、キャラクターなど透けさせたくない部分には白いインクで別途印刷を重ねます。
下図のグレーがかっている背景部分が透けるように、右側の黒い部分に白を印刷しました。
背景が透けていることで、キャラクターと看板部分がより引き立ちました!
狙い通り…なのです☆(ニヤニヤ)
絵馬さんにインタビューさせていただきました!
グッズを作りたいと思ったきっかけは?
過去にもグッズ作ったことあるんですが、もう少しターゲットも意識しつつ、自分のイラストを覚えてもらえるようなグッズを作りたいなと思ったからです。
私に依頼する前までの、グッズ制作に関して
困っていたことや悩んでいたことはありましたか?
・どんなグッズが作れるのか
・どこに発注すればよいのか
・制作の手間はなるべくかけたくないな…など色々悩んでました。
私に依頼してくださった理由を聞かせてください!
クリエイター祭りが大きくて、LEMさんが作られていたキーホルダーの実物を見たっていうのも大きかったんですけど、グッズを制作するやり取りの過程で、連絡が的確で早い、グッズ化する上でのイラストの修正指示がわかりやすいなど、安心感と信頼があったので、ぜひ依頼したいなって思いました。
今回のコラボでどんなことを期待していましたか?
LEMさんって色んなキャラクターを生かしたグッズを作ってるっていうのを聞いていたので、自分のイラストの良さをグッズで引き出してくれそう、グッズの最新事情を土台に新しい提案をしてもらえそうということに期待していました(笑)
実際、一緒にやってみてどうでしたか?
めちゃめちゃ楽しかったです!
最初のうちは、やりたいこともぼんやりしていたので、LEMさんに色々提案してもらいました(笑)
その提案からのやり取りを通して、「誰に届けたいのか」「どんなデザインにしたいのか」「どう使ってもらいたいのか」など具体的にやりたい方向性を明確にできたのが、良かったです。
一番感動したポイントを聞かせてください!
最初の段階でキーホルダーだけじゃなくて、アクリルボードでできることや、自分が知らなかったキャラクターグッズとかを教えてもらったり、自分が思ってるよりも単価安くできることもあるんだよとか、そういうところを知れたのが結構感動しました!
出来上がったグッズの感想を聞かせてください!
いや~もうこれ、実物がちょうどウチに届いたんですよ。めちゃくちゃかわいいんですよ!
一番感動したのは、イラストの女の子たちが引き立つように、ネオンっぽい外枠のカラーの彩度を落としてもらっていたところです。他にもチャームや台紙のデザインなど、自分だけでは、おろそかになりそうなところがカバーされてて、それがすごい…なんかやっぱり、グッズ専門のデザイナーってそこが違うんだなっていうのを思い知った感じですかね。
グッズ制作に悩まれている作家さんへアドバイスはありますか?
イラストをよく見せようって、一緒に考えてくれてるっていうのが嬉しくって。
キャラクターの良さをちゃんと理解してその世界観を作ってくれてるっていう、寄り添ってくれる感じがLEMさんの強みかなと思いました。
あと、やっぱりグッズの知識量の多さですよね。色々提案してもらった中で、今はこういうのが流行ってますよとか、私も全然わからないキャラクターグッズとか、巷で流行ってるものとか、アドバイス聞いて色々取捨選択できたなっていう感じで、やっぱりグッズデザイナーのグッズ知識はすごいありがたいなって思いました。
絵馬さん、この度はどうもありがとうございました!
直筆のお手紙までいただいたので、みなさん見て…!(感激)
喜んでもらえたこの瞬間がいちばんのご褒美☆
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数々の有名なアニメキャラクターの公式グッズを手掛けてきた経験と実績を強みに、
あなたの大事なキャラクターの良さを引き出したグッズを作るお手伝いをしています。
ぜひお気軽にお問い合わせください☆
LEMと一緒にめちゃかわグッズ作りましょう☆